これはイスラエル人のベンチャー企業家シャイ・アガシ氏が2007年10月に創業した「ベタープレイス社」の企画イベントであります。
ベタープレイスは、ベンチャーキャピタルから2億ドルの出資を得て、2007年10月に創業しました。さらに創業後半年のうちに、イスラエルとデンマークの交通インフラを石油ベースから再生可能エネルギーベースに転換する計画を発表しました。
ベタープレイスの事業モデルによれば、携帯電話サービスと同様に、消費者が電気自動車を利用する際に、定額サービスとして契約します。自動車メーカーが電気自動車を製造し、その電気自動車はベタープレイスの充電設備とバッテリー交換施設のネットワークで充電します。ベタープレイスが電池を所有することで、消費者が電気自動車を買いやすく、また充電しやすくなります。
こうして石油を使用せずに、誰もが電気自動車を利用できる持続可能なサービスへと転換します。当モデルを有効に機能させることで、人類を希望に満ちた未来へと導くのです。(ベタープレイスについてHPより
京都議定書では90年比6%の削減目標を挙げ、現在比では14%になる。(先般発表した数値目標が15%)現在全CO2排出量の内車から発生するCO2が14%であるため、仮にこれを全て電気自動車に移行するば一機に解決する計算である。
ちなみにイスラエルは今後ガソリン車に78%・電気自動車には10%課税し、デンマークは80%・0%と国を挙げて電気自動車の普及に力を入れることを宣言している。
今後日本での計画では、全CO2排出量の3%をしめるタクシーへの導入を計画している。タクシーの年間ガソリン経費は約100万、それを電気自動車にすることで約15万となる。
またLPGステーションの耐久年度30年がここ数年で立て替えを迎えるため電気自動車へ移行をもくろんでいる。タクシーは全車台数の2%であるが、走行距離で計算すると20%となる。
環境問題改善としては大きな試みになる。
今後のベタープレイスの動きに注目していきたい。