「I-Miev」の開発担当と営業企画者にお話し伺いに三菱自動車本社を訪問してきました。
三菱自動車の電気自動車開発の歴史は古く、1966年から始まっている。しかし当初は鉛電池であり寿命が短く、重量も車体重量の半分にもなり実用的には厳しい状況であったようだ。1990年代後半から電池の開発が進みリチウムイオン電池になってから急速に開発が進むこととなる。
電気自動車のCO2排出量ではガソリン車の30%であり、国内で毎年販売されている乗用車の内150万台をCO2ゼロにすることに相当するほどの圧倒的なエコカーである。
ただ問題はコスト面であり現在販売価格が450万前後を予定している。そのうちガソリン車に比べてアップしているコストの半分を国の補助金でまかない、さらにその半分を地方の行政の補助金が充てられていけば実売230〜250万程度までとなり実用化も現実的になってくるとの予定である。
また充電設備であるインフラの整備のこれからの問題である。
家庭用コンセントでの充電時間は14時間、三相200Vで7時間、専用の高速充電では約30分である。設置場所としてコンビニの案もあるが、それ以上にコインパーキングやスーパーの方が滞在時間が長い分実用的である。
説明の後実際にレインボーブリッジを通ってお台場まで試乗させていただきました。
当初いだいていた電気自動車のイメージと違い、加速力が強く(トルク180)パワーがあり、車好きには魅力的な車である。
欲を言えばさらにインテリア的にもグレードアップしたバージョンもあると今すぐほしい車である。
今後行政や企業のイメージアップには魅力ある車であり、さらに普及して価格的にもインフラ的にも実用的になってくるこれからますます魅力的な車である。

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