椿くにじ 公式ブログ まちづくりの即戦力

2009年 04月 29日 ( 1 )  

谷内正太郎を講師に迎えて  

「NPO法人提言・提案の技法を勉強する集い」(佐久田昌明理事長)の定例講演会に参加。
今回の講師は日本国政府代表大使 谷内正太郎先生による「最近の外交課題」と題してお話しをいただいた。

国家は普遍的価値に裏付けられた「品格」と「志」がある国が生き残る!

谷内講師の「 日 本 の 外 交 戦 略 」講演要旨
1.新しいパワー・バランス
(1)金融危機と世界同時不況(2)単独行動主義とオーバーコミットメント−オバマ大統領の登場(3)一極構造から多極又は無極構造へ
2.麻生外交の特色
(1)戦略的外交−国益と国力(2)柔軟な現実主義−目的と手段(3)国際公益と国益の両立(ノープリス・オブリジェ)−普遍的価値の尊重
3.安倍政権以降の外交の流れ
・明治以降の「追い付き型」の外交から、責任ある大国としての「戦略的外交」へ
  cf.戦後日本の戦略的決断と基本外交方針
・アジア外交の再構築(安倍)→アジア外交と日米同盟の共鳴(福田)→戦略的外交(麻生)
4.戦略的外交の基本課題
・「外交センスのない国は滅びる」(吉田茂)
・日本外交の最重要課題:日本が自立し、発展するための国際環境を形成すること、すなわち、アジアの平和、安全、安定及び反映の確立/そのために関係大国(日、米、中、露、印及び韓国、豪州)が責任ある役割を果たすシステムを中長期的に構築すること
・(1)日本が関係大国と真正面から向き合って土俵の上で相撲をとることが肝要−引き分けの外交(51%の勝利)、(2)自由と繁栄の弧、(3)海洋国家ネットワークの構築
5.東アジア情勢の展望
(1)「新超大国」を目指す中国の台頭
・開放政策、急速な経済成長、格差・矛盾の拡大
・軍事大国化、国防費の増大、透明性
・求心力(経済発展、オリンピック)と遠心力(台湾、チベット、ウィグル)
・責任ある大国か、覇権国か?
・戦略的互恵関係
(2)苦悩する「唯一の超大国」たる米国の選択
・沈滞ムード、主役から脇役へ(?)→新大統領への大きな期待
・リップマン・ギャップ/ユニラテラリズム/アジア政策の不在
・グローバル・パワー:アジアのパートナーは中国か、日本か?
・巻き込まれる恐怖と見捨てられる恐怖
・日米同盟:21世紀の世界のビジョンを共有する戦略的パートナーシップ
・日米安保体制の強化(対等性と双務性の導入)
・日米FTAの検討
(3)「強いロシア」の「強い外交」
・エネルギー価格の高騰と「強い経済」
・ソ連回帰の懸念(チェチェン、グルジア、マスコミ対策、財閥対策等)
・欧米諸国との摩擦、対立/中国との潜在的対立→友は何処?
・明るい日露関係
(4)「第二の経済大国」たる日本の閉塞感
・「制約」の多い日本:安全保障(憲法)、政治(ねじれ現象、公務員たたき)、経済(景気、国際的役割)−逆リップマン・ギャップ
・国際的地位、国際的評価の低下?−対テロ特措法/海賊/アフガン支援
・内向き、後退、縮み志向か、あるいは積極外交、戦略的外交か?
(5)地域協力の推進
・ASEAN+3とEAS−普遍的価値観、インド(戦略的グローバル・パートナー)
・東アジア共同体
・自由と繁栄の弧
6.「外交は国力の頭脳である」(H. モーゲンソー)
▼マルチ外交
 (1)国連安全保障機能の向上−常任理メンバー、国際平和協力への貢献
 (2)世界第2位の経済大国としての役割と責任
  −金融危機、景気後退への対応、WTO及びラウンドでのリーダーシップ
 (3)環境−大量消費国、先進技術国としての日本のリーダーシップ
▼ミニラテラル外交(日中韓、日米中、日米豪、日米印等)
▼バイの外交

著書
「外交の戦略と志」
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