このセンターでは「活動の支援・ネットワーク化」「温暖化防止型ライフスタイルの提案・仕組みやツールの開発」「広報・情報発信」の三本の柱からなる。
特に2007年9月から2008年2月まで実施した「きょうとエコ貯」について興味がありお話を伺う。エコ貯はインターネット上で自己申告により省エネした項目を選択してCO2を何グラム削減したかでポイントが付き、提携商店から割引を受けられるシステムである。6ヶ月間で1,374名の参加があり、クーポン発行回数が267件、二酸化炭素削減効果8197,19㎏co2、特典協力店舗数86店舗との結果である。
「京都御池中学校・複合施設」にて。
京都御池通りに面した約8,400㎡の敷地に中学校と乳幼児保育所・老人ディサービスセンター・在宅介護支援センター・商業店舗・オフィススペースを持った複合施設として平成18年4月にPFI手法を導入して誕生。
御池中学校では近隣の二つの小学校の6年生のみを共学させて中学校と小学校の一環教育としている点など興味深く、また高齢者と子供たちの交流も活発でお互いのプラスになり、さらに商業施設(イタリアンレストラン他数店舗)など街の活性化にも効果がある。敷地は決して広くはないが様々な工夫をして魅力ある施設として機能している。