椿くにじ 公式ブログ まちづくりの即戦力

十条銀座で「夜間対応型訪問介護サービス」始まりますが…  

北区ではこの3月から、利用者が自宅でコールボタンを押せば、状況に応じてホームヘルパーさんがかけつける「夜間訪問看護サービス」が始まります。事務所は十条銀座商店街事務所の正面です。このサービスは、昨年の介護保険法改正によって誕生したもので、一人暮らし在宅高齢者の夜間における不安解消と、介護を担う家族の精神的負担の軽減を目的としています。北区では民間事業者に対する補助事業という形でスタートしますが、介護保険制度の本来の理念である、在宅介護の基盤強化にとって不可欠のサービスと思われるだけに、今後の展開が注目されます。
さて、今回の制度改正では、地域密着化、介護保険財政の健全化、介護予防などに重点が置かれましたが、多くの問題点も指摘されています。たとえば軽度の介護者(要支援、要介護1)をより細かく分類(要支援1.2 と要介護1)し、認定基準を変更したため、体は同じ状態なのに、今までのサービスを受けられない方が出てきています。ちなみに「夜間訪問看護」も要介護1以上の方が対象で、要支援1.2の方はサービスを受けることができません。また家事援助の対象も要介護2以上となり、要介護1の方が、通院の付き添いや食事の支度などの家事援助サービスを受けることができなくなったことは、早期見直しが必要です。
介護サービスの地域密着化を図っていくためには、狭い区域で「通う、泊まる、住む」を1ヵ所で提供する小規模な介護拠点があることが望ましいのですが、このような介護施設は採算性に問題があり、なかなか民間事業者が進出してきません。その結果、サービスの質・量共に不足している軽度の介護者に、大きな負担をかけることになってしまいます。
国の制度のすき間は地域が埋めていかなくてはなりません。北区がさらに踏み込んだ具体策を作ろうとするならば、学校施設や跡地などの区有物件、さらに国都有物件の転用などによる助成措置が望まれます。行政が優良な民間事業者を応援し、地域に根付かせる努力をすることこそ、地域密着型介護ビジョンに最も必要なことであると私は考えています。
[PR]
by tsubakik | 2007-04-14 01:09
<< パラリンピック誘致で、やさしさ... 駅で転びそうになったこと、あり... >>


カテゴリ

全体
すべてのカテゴリの記事を表示します
北区議会
北区議会に関する記事です
定例会報告
北区議会定例会に関するご報告です
委員会報告
北区議会委員会に関するご報告です
地域活動
椿くにじの地域活動に関する記事です
政務調査レポート
政務調査のご報告です
お知らせ
街頭演説や講演会等のお知らせです
その他
上記カテゴリ以外の記事です
未分類 カテゴリ未分類の記事です

北区議会記録はこちらから(椿くにじの発言一覧)
北区委員会記録はこちらから(椿くにじの発言一覧)
過去の地域活動はこちらから
過去の政務調査レポートはこちらから


ブログメニュー

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
北区自民だより(個人版) 椿くにじのプロフィール 椿くにじの政策 活動報告 北区政の課題 区政報告会