今回のテーマは「地球とお金」、地球の46億年の歴史を振り返りながら、参加者が地球の立場になり、いくつかの質問に答えていくスタイルです。
●Session1「地球46億年の半生における人類の意味」
1,あなた(地球)が46億年かけて気温を一定に保っていること(気候を安定化していること)には、どんな意味があるのですか?
2,気温・気候の安定化には、何百万種もの生物の協力が必要です。そのために、あたな(地球)は私たち(人間)を必要としてますか?
●Session2「地球から見たお金の矛盾」
1,私たち(人間)が「お金」を使ってあなた(地球)の資源をあなた(地球)抜きで取引していることは、どんな問題がありますか?
2,私たち(人間)があなた(地球)とともに住み続けるためには、わたしたちは「お金」の仕組みをどう変えたらいいですか?または、「お金」に代わるどんな仕組みが必要ですか?
かなり難解な質問ではありますが、地球とお金という環境と経済の仕組みからさまざまな矛盾がみえて面白いセミナーでした。
そのなかで、「エイジングマネー」や「フードマイレージ」など様々な考え方が飛び出し、なんでもお金で買える便利になった世の中が、変化していかなければいずれ地球は人間を拒絶する日が必ずくることを予感させるワークショップでした。